東京ディズニーリゾート

ディズニーチケット値上げの理由や、価格変動をする2つの理由

2021年9月24日

オリエンタルランド株式会社は、2021年10月1日からディズニーチケットが値上げ、価格変動など行っています。

1年に2回の値上げは開業以来初で、値上げしすぎ、高すぎるという声も。

  • どのくらい価格が上がるか
  • これまでの値上げの歴史
  • チケットの値上げの理由など
  • 海外のチケット状況

ディズニーチケットの値上げについてQ&A方式で最新情報をご紹介します。

 

事前準備をしてディズニーに行きたいという方に向けて、『ディズニーランド』『ディズニーシー』それぞれの攻略法の特集記事もご用意しています。ぜひ旅行前にチェックしておきましょう。
Tabiアテンダント

 

 

2021年10月1日から値上げ(価格変動制)のディズニーチケットについて

名称区分変動価格制チケット現在
1デーパスポート大人(18歳以上)7,900円~9,400円8,200円~8,700円
中人(12~17歳)6,600円~7,800円6,900円~7,300円
小人(4~11歳)4,700円~5,600円4,900円~5,200円
入園時間指定
パスポート
(午前 10 時 30 分~)
大人(18歳以上)7,400円~8,400円7,700円~8,200円
中人(12~17歳)6,200円~7,400円6,500円~6,900円
小人(4~11歳)4,400円~5,300円4,600円~4,900円
入園時間指定
パスポート
(正午 12 時~)
大人(18歳以上)6,900円~8,400円7,300円~7,700円
中人(12~17歳)5,800円~7,000円6,100円~6,500円
小人(4~11歳)4,100円~5,000円4,300円~4,600円

2021年10月1日よりディズニーチケットが実質値上げになります。

発表では、変動性を2段階から4段階に分け、大人料金で言えば一番高い時で700円の値上げになります。

大人2人と小学生の子供2人で春休みの時期に行った場合、27,200から30,000円と2,800円の値上げとなります。

障害者割引のある1デーパスポートについては価格の発表はなく、引き続き販売を見合わせています。

 

 

2021年10月からのディズニーパークチケットに関してよくある質問Q&A

それではディズニーパークチケットの値上げについてよくある質問をQ&Aで解説していきます。

値上げの理由などチェックしてみましょう。

Q1:ディズニーチケットを値上げしたの?

  1. 入場人数の制限があるので、1人あたりの客単価を上げる
  2. ディズニーランド、ディズニーシーの大規模計画のため

値上げの理由は、2つ考えられます。

 

1.売上が激減しているので、1人あたりの客単価をあげるため

現在ディズニーリゾートでは感染症対策で、入園できる人数が制限されています。

再開当初に比べると入園可能人数は増えていますが、コロナ対策基本方針で遊園地というのは「大声での歓声・声援等が想定されるもの」されています。

その基準で計算すると、ディズニーランドは通常の入園者数の50%くらいにおさえたままの可能性があります。

 

そういった状況でディズニーリゾートの売上は激減する中、少しでも売上を上げる方法として何ができるかというと、入園者やディズニーファンの1人あたりの単価を上げるしかないとなります。

そこで今回パーク入園チケットの値上げをすることで、客単価を上げたというのが理由の一つだと考えられます。

 

そのほかに入園者の客単価を上げる方法としては、ディズニーランドでアルコールの販売を開始したというのも考えられます。

ディズニーランドでアルコールを提供すると聞いたときびっくりした人も多かったのではないでしょうか。

今までお酒が飲めないからディズニーシーがメインだった人が、お酒が飲めるということでデイズニーランドにも来てくてれて、お酒を飲んでくれたら客単価があがりますよね。

実際、当初トライアルとして始まったアルコール提供、最近はディズニーランド内でアルコールの種類や取り扱う店舗も拡大し、テイクアウトできるショップもあるので、ディズニーランド内のどこでもアルコールを飲むことが出来るようになりました。

そして最近では、色んな企業とコラボしたディズニー商品が増えています。

お香や賃貸ルームなどもディズニーがコラボしたりしています。

ディズニーキャラクターのライセンスを貸し出すことで、企業からライセンス料を獲得して、なんとか少しでも売上を伸ばそうとしている努力が見て感じられます。

 

2.ディズニーランド、ディズニーシーの大規模計画のため

パーク内容時期投資額
東京ディズニーシー「ソアリン:ファンタスティック・フライト」2019年7月23日約180億円
ファンタジースプリングス2023年度中約2,500億円
東京ディズニーランドニューファンタジーランド「美女と野獣エリア」2020年9月27日約750億円
「ベイマックスのハッピーライド
「ミニーのスタイルスタジオ」
「ファンタジーランド・フォレストシアター」2021年4月1日
東京
ディズニーリゾート内
ディズニー/ピクサー映画『トイ・ストーリー』シリーズを
テーマとした新ディズニーホテル
2021年度中約315億円

東京ディズニーリゾートは、コロナの前後で新しいアトラクションをオープンしたり、またオープンを予定しています。

合計で約3,745億円を投じているんです。

 

東京ディズニーランド初の本格的な屋内シアター「ファンタジーランド・フォレストシアター」も、スタートが遅れましたが、2021年4月1日(木)にスタートをきることができました。

 

2020年12月の工事の様子

中でも、2023年度中にディズニーシーに新しくオープンするテーマポート「ファンタジースプリングス」は、過去最高額の約2,500億円を投じています。

「ファンタジースプリングス」に誕生するのは、「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」「ピーター・パン」をテーマに、4 つの新しいアトラクションと3 つのレストランと1 つのショップ、そしてディズニーホテルで成り立つという大規模プロジェクトになっています。

 

参考【最新】東京ディズニーシー 新エリア「ファンタジースプリングス」まとめ

2023年度の開業に向け、ディズニーシーの新エリア「ファンタジースプリングス」の過去最大規模のプロジェクト進んでいました ...

続きを見る

 

こういった多額の投資額やプロジェクトを考えると、今回の値上げも仕方ないのかもしれません。

 

コロナ禍で入場者数も売上も減っているにも関わらず、ゲストを喜ばせるために常に進化しているのは、きっとウォルト・ディズニーの「ディズニーランドが完成することはない。世の中に想像力がある限り進化し続けるだろう。」というメッセージがちゃんと受け継がれているのかもしれませんね。

 

 

Q2:ディズニーチケットの値上げの歴史は?

イベント1デーパスポート(大人)入園者数(人)
1983年TDLオープン3,900円9,933,000
1987年4,200円(+300円)11,975,000
1989年消費税3%4,400円(+200円)14,752,000
1992年4,800円(+400円)15,815,000
1996年5,100円(+300円)17,368,000
1997年消費税5%5,200円(+100円)16,686,000
2001年TDSオープン5,500円(+300円)22,047,000
2006年5,800円(+300円)25,816,000
2011年東日本大震災6,200円(+300円)25,347,000
2014年消費税8%6,400円(+200円)31,377,000
2015年6,900円(+500円)30,191,000
2016年7,400円(+500円)30,004,000
2019年消費税10%7,500円(+100円)29,008,000
2020年TDL新エリアオープン8,200円(+700円)
2021年3月TDS20周年/東京オリンピック8,700円(+500円)
2021年10月 9,400円(+700円)

ディズニーリゾートのチケットは、入場者数の増減にかかわらず約2~3年に一度値上げされています。

消費税が上がる年は、必ずチケットの値上げが行われています。

だた今回は1年に2回値上げということもあり、また値上しすぎ、高すぎるという声が聞こえてきました。

開園当時は、アトラクション代は別にかかりましたが、今よりも半額以下の3,800円だったというのはびっくりですね。

 

Q3:他の国のディズニーチケットはいくらなの?

世界のディズニーランドのパークチケットの1デーパスの金額をチェックしてみました。

東京ディズニーリゾートのパークチケットは値上げをしても、世界のディズニーランドの金額と比べても安かったです。

今回の値上げは、状況を考えてみても他のディズニーランドのチケットと比較しても高すぎる!とは言えないのかもしれませんね。

 

▼ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート(アメリカ・フロリダ)▼

パーク種類値段(1ドル103円で計算)
マジックキングダム1dayパスPeak(混雑日)$124(12,722円)
Regular(通常日)$115(11,845円)
Value(閑散日)$107(11,021円)
マジックキングダム以外1dayパスPeak(混雑日)$119(12,257円)
Regular(通常日)$107(11,021円)
Value(閑散日)$99(10,197円)

 

▼ディズニーランド・リゾート(アメリカ・カリフォルニア)▼

種類値段(1ドル103円で計算)
Peak(混雑日)$124(12,722円)
Regular(通常日)$110(11,330円)
Value(閑散日)$97(9,991円)

アメリカのディズニーリゾートのパークチケットは、新しい東京ディズニーリゾートシステムと似ていて、日によってチケットの値段が変わってきます。

 

▼上海ディズニーランド(中国)▼

種類値段(1元16円で計算)
Peak(混雑日)499元(7,984円)
Regular(通常日)370元(5,920円)

上海のディズニーランドのパークチケットも、新しい東京ディズニーリゾートシステムと似ていて、日によってチケットの値段が変わってきます。

 

▼ディズニーランドパリ(フランス・パリ)▼

種類値段(1ユーロ118.5円で計算)
1デーパス80ユーロ(9,480円)

 

▼香港ディズニーランド(香港)▼

種類値段(1香港ドル13.7円で計算)
1デーパス639香港ドル(8,351円)

 

 

この記事のまとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、2021年3月にディズニーチケット値上げした理由や歴史などQ&Aで解説してきました。

ディズニーリゾートもこの状況の中の値上げは苦渋の決断だったかもしれませんね。

 

 

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